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エコテクノロジーで
不断の変革と成長を目指す
代表取締役社長執行役員
菅 正道
KAN SEIDO

2022年3月25日付で代表取締役社長執行役員に就任いたしました菅 正道です。環境・社会への貢献を通じた、星光PMCグループの持続的な企業価値向上のために尽くしてまいります。

星光PMCグループは製紙用薬品の製造販売を祖業とし、現在に至るまで事業領域や地域を拡大し続けてまいりました。2014年に機能性モノマーを扱うKJケミカルズ、2019年には粘着剤メーカーである新綜工業(台湾)をグループ化すると共に、地域についても現在では中国だけでなく台湾やベトナムにも拠点網を構築しております。
また、新事業軸の創出に向け、従来から開発に取り組んでいるセルロースナノファイバー複合樹脂であるSTARCEL®、銀ナノワイヤインクのSTARCON®に加え、最近では脱プラスチック・紙化を可能にする水性エマルションのSEIKOAT®、バイオフィルムコントロール剤など、当社のエコテクノロジーを活用した開発品の拡販・用途分野の展開にも注力しております。これらはいずれも、「新たな技術の創造により、人と環境が共生する豊かな社会の発展に貢献」するという当社の経営理念を体現する製品であり、当社の存在意義を高めるものと期待しております。

星光PMCグループは、2021年度に初めて売上高300億円に到達いたしました。今後、更なる事業の発展を目指すべく、次のステージへ進んでいきます。そのために、長期ビジョン「VISION 2030」の中で、2030年までの9年間で300億円の戦略投資枠を設定いたしました。実質無借金経営から、安定した財務基盤を保ちつつ外部資金も積極的に活用する経営へと転換し、事業ポートフォリオの変革と多様化を目指すことで、グループ企業価値の一段の向上を図ってまいります。

昨今は事業環境の不確実性が益々増大し、企業に求められる社会要請も質的・量的に高まっています。その中で、当社グループがこれらの社会要請にしっかり応えつつ、経済的な価値を持続的に向上させていくためには、臨機応変でレジリエントなかじ取りが経営レベルから個人に至る様々な階層で必要となります。2022年1月よりスタートしております中期経営計画「OPEN 2024」は、2030年の「ありたい姿」である「VISION 2030」からバックキャストして策定した計画ですが、貫くキーワードは“Change”です。“刻々変化する環境の中、社員一人一人が自ら考え、動くことで不断の変革と成長を目指す”という決意をこの“Change”に込めることで、中長期的な視点で成長していける企業を目指します。
これからも、保有する技術と人財を最大限ストレッチして、環境・社会に貢献し、当社グループの存在意義を高める努力を続けてまいります。今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。