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クロストーク

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熱い想いを語る

MEMBER メンバー

企画
T.Y
2012年入社
技術本部 技術企画部
研究開発
H.M
2017年入社
製紙用薬品事業部 技術統括部
サイズ剤グループ
営業
N.K
2016年入社
製紙用薬品事業部 営業統括部
研究開発
J.X
2017年入社
製紙用薬品事業部 技術統括部
湿潤紙力剤グループ
Q学生時代の研究について教えてください。
N.K

木質バイオマスの化学的な分析を行う研究室で、樹木細胞壁の構成成分の一つであるリグニン(フェノール性高分子化合物)の化学構造を研究していました。構造解析のために有機合成や各種分析(NMR、各種クロマトグラフィー分析)を行っていました。

T.Y

桂皮酸誘導体の精密制御ラジカル共重合について研究していました。植物からも得られる成分である桂皮酸誘導体を高分子に組み込むことで、優れた性能や機能を有する新規バイオベースポリマー材料の構築を目指していました。

H.M

私の所属していた研究室で開発したキラル有機スズ触媒を用いて、医薬品などによく用いられるトリフルオロメチル基(CF3-)やアジド基(N3-)を立体選択的に導入する反応の開発を行っていました。

J.X

高分子のコンフォメーションとダイナミクスの関係を明らかにするため、イオン性液体などの高粘度溶液中にセルロース、アミロース、及びその誘導体の動的及び静的の剛直性について研究を行いました。

Q当社への入社の決め手を教えてください。
N.K

入社の決め手は先輩社員の方々の雰囲気でした。大学での研究に近い事業分野の企業をいくつか志望していましたが、当社会社説明会での先輩社員同士の会話を見て、フランクでありながら、上下関係を軽んじることはない関係性に魅力を感じ、入社を決めました。

J.X

紙という身近な製品に関わる事業内容であり、親近感を感じました。また、若手から色々な研究開発に挑戦するチャンスがあることに魅力を感じました。加えて、海外事業も展開途中でおり、会社と一緒に成長するのが素晴らしいことだと思いました。

T.Y

大学時代の研究から植物由来の材料に興味がありました。そんな中、研究室の先輩のOB訪問によって植物由来の材料である紙に機能を付与する薬品があり、また当社が研究に力を入れていることを知ったのが決め手でした。

H.M

私は学んできた有機化学の知識を生かして「モノ作り」に携わりたいと考えていました。説明会で実演していただいた製紙用薬品の効果が面白く、生活に身近な紙のほぼすべてに様々な製紙用薬品が使われていることを知り興味を持ちました。

Qいまの仕事とやりがいについて教えてください。
H.M

段ボールやコピー用紙、紙コップなどに水やインクを染み込みにくくする「サイズ剤」や少量のパルプで同じ厚さの紙を作ることのできる「紙厚向上剤」など、紙に様々な機能を付与する製紙用薬品の開発、改良を行っています。自分が携わった製品がより生活に身近な書籍や段ボールなどに使用されると思うと大変やりがいを感じます。

J.X

私が所属している湿潤紙力剤グループは、湿潤紙力剤、柔軟剤、グレープ剤などの家庭紙用薬品の開発をしています。近年では環境規制が厳しくなり、より安全性の高い湿潤紙力剤の開発に注力しています。やりがいとしては、製品開発から製造まで一連の流れが関わることができることです。もちろん苦しい状況や時期もありますが、それを乗り越える力得て、失敗しても挑戦し続けることから、自分が成長していることでやりがいを感じます。

QT.YさんとN.Kさんは研究職からそれぞれ営業・企画職に異動されましたが、研究との違いや、大変な点はありますか。
T.Y

私はいま、技術企画部で事業部開発テーマアップ参画、コラボテーマの創出支援といった事業部横断的施策の立案や、事業や企業調査、探索、企画立案を行い、M&Aを含めた新規分野での事業構築を目指しています。研究では決まったテーマに対して目標を達成するためにひたすら実験、考察を繰り返すのに対し、技術企画は当社事業拡大の支援や自分自身で探したテーマの市場性、事業性といった調査がメインです。現在の業務はすぐに目に見える成果が得られないため不安になることも多いですが、裏を返すとかなり自由度が高く自分のやりたいことにチャレンジできること、また会社の今後を担っているという責任感もやりがいとなっています。

N.K

研究では、製品開発や営業、工場からの問合せ対応といった業務のため、担当する製品の専門家として製品に対する深い知識が重要になります。技術がコモディティー化している製紙用薬品の分野で、既存製品を上回る製品を開発するのは難しいですが、失敗の考察や文献等をもとに何度も挑戦し良い結果が得られた時の喜びはひとしおでした。一方営業では、お客様のニーズを的確に理解するため、製品全般の知識はもちろん、製紙工場の設備や、紙、パルプの市況、日本や世界の経済動向といった幅広い分野に精通することが重要です。業務の中で大変なのは、製紙会社様のマシンを用いた実機テストの時です。テストという緊張感の中、マシンの側の気温が高い場所での体力仕事は大変ですが、良い結果が得られお客様に喜んでいただけたときは非常に達成感があります。

Qいまの目標について教えてください。
J.X

自分の長所を生かし、研究開発を兼ねながら積極的に海外事業も参画したいと思います。一日も早く頼りになる技術者になれるよう、知識と経験を吸収して成長を遂げたいです。

H.M

自分が開発に携わった製品がユーザーに採用されることです。製品が採用されるまでに処方決定だけではなく製造テストやユーザーテストなどがあります。幅広い知識を身に着け色々な部署とコミュニケーションを取りながら採用に向けて取り組んでいきたいと思います。

N.K

まだ営業としての経験が浅いため、いち早く営業としての業務を的確に遂行できるようになることが現在の目標です。また製紙用薬品だけでなく、紙や製紙マシンに関する幅広い知識を習得し、社内外から頼られる営業マンになりたいと考えています。

T.Y

技術企画部のミッションの1つである新事業の構築において、自ら立案した新たなテーマを研究所で開発、営業活動、量産化まで携わり、立ち上げることで当社の新たな核となる事業にしたいです。

Qどんな後輩と会社の未来を創っていきたいですか。
T.Y

行動力があり好奇心旺盛な後輩です。現在の部署では当社の枠にとらわれない新しい発想が必要です。新たな分野へ恐れることなく、時に無謀と思われることにも共感し協力してくれると有難いです。

N.K

何にでも興味を持つ好奇心旺盛な人です。配属先にかかわらず、手に入る情報を鵜呑みにせず、なぜなぜと根本の原因や理由を考える習慣を持つことが社会人にとって重要だと思います。

H.M

新人の時はわからないことばかりで大変だと思いますが、わからないことは素直に聞いて、前向きに一生懸命取り組める後輩と一緒に仕事がしたいと思います。

J.X

チームの一員として目標達成できる人です。会社はチームで動いているので、人間関係がとても大事だと思っています。意思の疎通を図りながら目標を互いに共有し、主体性を持って仕事に取り組む人がいいなと思います。

私たちと一緒に頑張りましょう!