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バイオフィルムコントロール剤

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バイオフィルムコントロール剤

バイオフィルムコントロール剤は、バイオフィルムの形成抑制や剥離に高い効果を示します。
例えば、RO膜に用いることで、バイオファウリング(※1)を抑制し、膜の洗浄や交換頻度を抑えることができます。
※1. バイオフィルムなどの菌体に由来する物質が膜を目詰まりさせる現象

バイオフィルムコントロール剤 BR-105

特長
  • 既存品にはないバイオフィルム形成抑制効果(※2)を有する、新しいタイプの製品です。
  • バイオフィルムの形成抑制効果、および堆積したバイオフィルムの剥離効果を有します。
  • 非酸化性のため、部材を劣化させません。
  • 食品添加物、化粧品成分等の安全性の高い物質で構成されています。
  • 広範囲のpHで有効なため、pH調整の必要がありません。

※2. 細菌の細胞間シグナルを介したバイオフィルム形成(クオラムセンシング)を阻害する効果。

一般的性状

項目 性状
外観 無色液体
粘度(mPa・s, 25℃) 10以下
pH 7.0 ~ 8.0
比重(25℃) 1.01 ± 0.01
凍結温度(℃) -4 ~ -2
保存性(℃) 6ヶ月(25℃以下)
凍結融解による
性能劣化なし

BR-105の作用メカニズム

  • バイオフィルムの形成を抑制する物質(クオラムセンシング阻害物質)により、バイオフィルムを作らせません。
  • バイオフィルムの分散に有効な洗浄成分により、堆積したバイオフィルムやファウリング物質(※3)を剥離します。

※3. 膜閉塞の原因となる物質

堆積したバイオフィルムや生物由来のファウリング物質

バイオフィルムの形成抑制効果

  • バイオフィルム形成菌(Pseudomonas sp)を、BR-105を含む培地で培養。
  • 培養後に培養プレートの器壁に形成されたバイオフィルムをクリスタルバイオレット染色し(青く染まった部分が多いほどバイオフィルムが多い)、染色度合いを無処理と比較して抑制率を算出。
バイオフィルム形成量(Abs595nm,37℃)
製品名 BR-105
バイオフィルム抑制率(%) 88
増殖阻害(%) 13

プラスチックプレートだけでなく、RO膜やシリコンチューブなどの部材でも、同様にバイオフィルムの形成を 抑制することが可能です。

  • バイオフィルム形成菌(Pseudomonas sp)を、BR-105を含む培地で培養。
  • 培養後、部材に形成されたバイオフィルムをクリスタルバイオレット染色。
RO膜表面のバイオフィルム

バイオフィルムの剥離効果

  • バイオフィルム形成菌(Pseudomonas sp)を培養し、バイオフィルムを培養プレートの器壁に事前に形成。
  • 培養液にBR-105を添加し、振とう。
  • 培養プレートの器壁に残存したバイオフィルムをクリスタルバイオレット染色し、染色度合いを無処理と比較して剥離率を算出(青く染まった部分が多いほどバイオフィルムが多い)。
バイオフィルム形成量(Abs595nm,37℃)
製品名 BR-105
バイオフィルム抑制率(%) 74

BR-105のRO膜閉塞抑制効果

  • バイオファウリングを抑制することで、モジュール間の差圧(※4)の上昇を緩やかにします。(手動洗浄または膜交換までの時間を約3倍に延長)造水運転の際にBR-105を使用した場合のモジュール間差圧に対する効果のイメージを下記に示します。

※4. 給水側と濃縮排水側の圧力差

モジュール間差圧(KPa)

期待される用途例

  • RO膜などの造水膜のバイオファウリング抑制
  • 冷却塔、温泉、介護施設の水回りなどのバイオフィルム対策(レジオネラの原因対策)
  • 医療機器のバイオフィルム対策
  • バイオフィルムに起因する細菌感染症の対策

弊社では様々な用途での実用化を目指し、お客様と共同で検討を進めております。
※本製品は開発品です。詳細についてのお問い合わせは弊社HPよりお願いします。