バイオフィルムコントロール剤は、バイオフィルムの形成抑制や剥離に高い効果を示します。
例えば、RO膜に用いることで、バイオファウリング(※1)を抑制し、膜の洗浄や交換頻度を抑えることができます。
※1. バイオフィルムなどの菌体に由来する物質が膜を目詰まりさせる現象
※2. 細菌の細胞間シグナルを介したバイオフィルム形成(クオラムセンシング)を阻害する効果。
項目 | 性状 |
---|---|
外観 | 無色液体 |
粘度(mPa・s, 25℃) | 10以下 |
pH | 7.0 ~ 8.0 |
比重(25℃) | 1.01 ± 0.01 |
凍結温度(℃) | -4 ~ -2 |
保存性(℃) | 6ヶ月(25℃以下) 凍結融解による 性能劣化なし |
※3. 膜閉塞の原因となる物質
製品名 | BR-105 |
---|---|
バイオフィルム抑制率(%) | 88 |
増殖阻害(%) | 13 |
プラスチックプレートだけでなく、RO膜やシリコンチューブなどの部材でも、同様にバイオフィルムの形成を 抑制することが可能です。
製品名 | BR-105 |
---|---|
バイオフィルム抑制率(%) | 74 |
※4. 給水側と濃縮排水側の圧力差
弊社では様々な用途での実用化を目指し、お客様と共同で検討を進めております。
※本製品は開発品です。詳細についてのお問い合わせは弊社HPよりお願いします。