JP EN CN VI
PAPERMAKING CHEMICALS

クレープ剤・風合向上剤

ホーム > 製品情報 > 製紙用薬品 > クレープ剤・風合向上剤

クレープ剤・風合向上剤

クレープ剤

ティッシュやトイレットペーパーなどの家庭紙に、細かく均一な皺を入れる工程で使用されます。

クレープ剤CA・CRシリーズ(ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂、変性炭化水素油)

特長
  • ヤンキードライヤー上でコーティング皮膜を形成し、ドクターブレードの摩耗を軽減します。
  • ヤンキードライヤーへの湿紙の接着性を向上し、ドクターによる紙の剥離を良好にします。
製品一覧はこちら

↓ 横にスクロールしてご覧ください。

製品名 主成分 イオン性 不揮発分(%) 粘度
(mPa・s)
pH 特長
CA6003 ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂 カチオン 10 20〜80 8.0〜10.0 非反応タイプの接着剤。
湿紙接着性および耐水性に優れたコーティング皮膜を形成。
中低速マシンのクレーピングコントロールに適す。
CA6006 ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂 カチオン 15 15〜50 3.0〜5.0 反応タイプの接着剤。FDA収載品。
湿紙接着性および耐水性に優れたコーティング皮膜を形成。
高速マシンのクレーピングコントロールに適す。
CR6104 変性炭化水素油 ノニオン 100
(有効分)
150以下 外添用の剥離剤。
優れた剥離効果を発現。
CR6157 変性炭化水素油 カチオン 100
(有効分)
150以下 外添および内添用の剥離剤。
CR6104よりも高い剥離効果を発現。

製品使用例(良好なコーティング皮膜を形成)

CA/CRにより、良好なコーティング皮膜を形成し、接着性に優れ、幅方向で均一なコーティング皮膜を形成します。
クレーピングの操業性を高め、間隔の細かなクレープを形成し、紙の風合いを高めます。
CA / CR切替前
CA / CR切替前
CA / CR切替後
CA / CR切替後

風合向上剤

紙に柔らかく肌触りのよい風合いを付与します。ティッシュペーパー、トイレットペーパーなどの家庭紙に使用されます。

風合向上剤FS/GTシリーズ(脂肪酸系誘導体)

特長
  • 紙の柔軟性を向上させます。
  • 紙の表面を滑らかにし、肌触りを良好にします。
製品一覧はこちら

↓ 横にスクロールしてご覧ください。

製品名 主成分 イオン性 不揮発分(%) 粘度
(mPa・s)
pH 特長
FS8006 脂肪酸系誘導体 カチオン 90 500以下 紙の柔らか感、滑らか感、手肉感の風合い向上効果に優れる。
GT8022 脂肪酸系誘導体 両性 40 300以下 8.0〜10.0 FS8006よりも紙の滑らか感、手肉感の風合い向上効果に優れる。

製品使用例(繊維間の空隙の違い)

風合向上剤内添紙は、繊維間の空隙ができ柔らか感や手肉感などの風合いを向上します。
風合向上剤 無添加
風合向上剤 無添加
風合向上剤 添加
風合向上剤 添加